GBSサバイバーの個展のビデオが公開されました
手塚 篤 展 2021
―絶望からの脱出―
11/21(日)~23(火)
喜多見心療内科画廊
「絶望からの脱出」 手塚篤
私は、2015年8月に死体同然になりました。
ギラン・バレー症候群という聞いたこともない難病に突然倒れました。
絶望なんて言葉じゃいい表せない絶対的絶望を体験しました。
1年7ヶ月間の入院に続く、1年6ヶ月間の在宅リハビリ生活。
この間に飲み屋さんのご主人達に救われました。
毎晩、電動車いすに乗って、満足に回らない口で、ちょっと話し相手になってもらうことで、自分の存在を確かめていました。
さらには、飲み屋の絵を描くことで、それを店に飾ってもらうことで、こんな体でも出来ることがある、新しい楽しみが見つけられると、生き続ける事が出来たのです。
個展も3回目。
1回目、2回目同様、飲み屋さんの絵を並べます。
私を救ってくれた夜の光が、この後も光り続けてくれることを祈って絵を展示させて下さい。